iPhoneのアップデートを無視するとどうなる？メリットとデメリットを調査

スマホ端末の日本国内シェアが50％超とダントツの人気を誇っているiPhone。そんなiPhoneの人気のひとつが頻繁に入るアップデートです。ですがそこまで意識していない人だとそもそもアップデートってなにがされているの？という疑問を抱いている方もいると思います。今回はアップデートで行われること、アップデートをしないでいるとどうなるか、などを説明していきたいと思います。

まずiPhoneアップデートとは何か？

まずアップデートというのは何をしていることをさすのかというとiPhoneのソフトウェアを最新状態にするために行われる更新のことをさします。 Appleが開発した新機能の実装や製品全体でおきている不具合の修正などが主となっています。 以下ではさらに細かくご説明していきたいと思います。

・iOS自体とアプリのアップデートの違い

アップデートの中にもいくつかの種類があります。 iPhone全体を動かしているiOSのアップデートはシステムやソフトウェアを更新することが主なのでシステムアップデート、ソフトウェアアップデートとよばれます。 そして混同がおきやすいのがアプリのアップデートです。iOSのアップデートは上記のとおりiPhone全体を動かしているiOSのアップデートですがアプリのアップデートはユーザー自身がインストールしたものを含めたスマホに入れてあるアプリケーションのアップデートをさします。

・アップデートは行われるのはいつ？

iOSのアップデートは定期的に無償でAppleから提供されます。設定を自動更新できるようにしておけばアップデートが配信されたタイミングで自動で更新されるため気づいたころには最新の状態になっているということが少なくありません。 ひとつ注意点として自動更新は夜間にWiFiと充電器に接続されている状態でなければ実行されないので注意しましょう。 自動ではなく手動で行う場合はユーザー自身が行いたいときにアップデート開始を選択すればできますがアップデート自体およそ30～60分という長い時間を要することがあるのでアップデート中iPhoneを触ることができないことを考えると就寝時など触れる必要のないタイミングで行うのがベストといえます。

iOSアプデのメリットとデメリット

アップデートが何かがわかったところで次はそもそもアップデートは必ず行わないといけないのかという点を確認したいと思います。この項ではメリットとデメリット両方を説明していきたいと思います。

・新機能を利用できる

アップデートでユーザーにとって一番よくわかるものは新機能追加などの際かと思います。 iOSのアップデートはiOS13→iOS14というように整数が上がる大型アップデートとiOS14→iOS14.2というように小数点単位が更新される小規模アップデートの二つがあります。 一概には言えませんが大型アップデートの場合は新機能追加が行われることが多くなっています。

・セキュリティ面が向上する

インターネット上では常日頃新しいウィルスが作成され頒布されていっています。そういったウイルスに対応するための対策とその対策を適用するアップデートも配布されるためアップデートによるセキュリティ面の向上も期待できます。

・操作感が変わる

これはデメリットの部分になります。 操作感が変わることは基本的にはつかいやすさを目的としていますが中には元のほうがよかったという方も出てくると思います。 もともと機械製品の操作は得意ではないという人にとっては覚えた操作方法が変わるのはストレスと感じてしまう可能性はあるといえます。

・不具合が発生する

これに関しては必ずおきるものではありませんが稀にアップデートにより何らかの不具合が発生する場合があります。 アップデートの内容を作っているのもあくまで人間なのでどうしても何らかのミスが起きるときはあるのでしょう。 おそらく何かのシステム同士が実は相性が悪く不具合が発生するというような状況なのかと思われます。 使いやすさの向上を目的としているアップデートで不具合が出るのは本末転倒という気もしますがこの不具合を直すアップデートなども発生した場合は早急に行われます。

アプデを怠るとどうなる？

メリットとデメリット両方があるアップデートですが、アップデートを行わずにスルーしていると実際、不便は起こるのかを解説していきたいと思います。

・セキュリティ面の不安

前項でメリットとしてご説明したとおりアップデートではセキュリティ向上を目的としたものが配信されることもあるので裏を返すとアップデートをしなかったためにウイルスなどに引っかかりやすくなっている可能性があるといえます。

・追加機能を利用できない

アップデートを行わないということはアップデートで配信された新機能も追加されないということ。よって便利な昨日の恩恵を受けられない、一部アプリなどで新機能との連動が必要なものが使えなくなるなどが起きる可能性があります。

アプデがうまくいかなかった時

アップデートで怖いのが万が一うまくアップデートが行えなかったときです。アップデートが失敗した際どういったことが起きるかをご説明したいと思います。

・通称リンゴループと呼ばれる不具合が発生する

正常に動作している場合のiPhoneは起動した際ロゴマークであるリンゴが表示された後、ホーム画面へと進むのですがリンゴマーク表示後、画面が暗転してまたリンゴマークが表示されるという動作を繰り返してしまうことがあります。これが通称リンゴループと呼ばれる症状です。 この状態になってしまうと操作できる画面に進むことがないので一切触れることができなくなります。 最悪初期化を行わないといけない場合もあるのでアップデート前はバックアップをとっておくと安全でしょう。

・リカバリーモードへの移行

アップデートがうまくいかなかった場合、リカバリーモードという状態に移行してしまう場合があります。この状態では黒背景に「support.apple.com/iphone /restore」という文字とケーブルが表示され操作を一切受け付けなくなります。

上記二つがおきる可能性は「容量不足」「WiFi環境が不安定だった」「アップデート中に電源が落ちた」などによるものが多いとされています。最悪の場合iPhone内のデータがすべて消えてしまう場合もあるのでアップデート中はこれらが起きないように注意しましょう。

まとめポイント

今回はiPhoneのアップデートについて詳しくご説明しましたがいかがでしたでしょうか。自動で行っている場合はぴんとこないかもしれませんがアップデートはさまざまな恩恵をもたらしてくれています。また、アップデートが正常に行われなかった場合の原因もあわせてご説明したのでそういったときの備えを今回の記事を参考に行っていただければ幸いです。本サイトを利用してくださっている方にもiPhoneユーザーは多いと思いますのでアップデートなどをうまくおこなってストレスのない現金化を行えればと思います。