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【スマホを知ろう】これを知ればスマホ選びも上手に?Snapdragon(スナップドラゴン)を解説

普及率に伴い現在では多種多様な機種が出てきてどれを選べばいいか迷ってしまうスマートフォン。機種変更や新規購入の際、どれを選ぶか決めるためにスペック表を確認する方も多いかと思います。そんな確認の際、「Snapdragon」という表記があるのにお気づきでしょうか?これはAndroidスマホのスペック表のプロセッサやCPUの項目に記載されているものです。今回はこの「Snapdragon」がどういった役割をしているかをご紹介し、スマホ選びをさらにしやすくしていただければと思います。

 目次

スマホの頭脳!「Snapdragon」って何?

Snapdragonが実現した機能「Quick Charge」

数値で何が変わる?

まとめポイント

 

スマホの頭脳!「Snapdragon」って何?

それではまずSnapdragonとは何なのかをご説明したいと思います。Snapdragonはアメリカに本拠があるクアルコムという会社が開発したSoCですSoCとは「System on a Chip」の略称でスマホやタブレットが起動している際の動作を司る「頭脳」として機能している部品です。SoCという単語自体は聞きなじみがない方も多いと思いますが、「CPU」は比較的よく耳にする単語ではないでしょうか?SoCはCPUとしての機能も内包しており、さらにメモリやGPUとしての機能もある総合的な部品として製造されているものです。補足しますと、CPUはコンピュータにおける制御、演算を行う中央処理装置のことをさします。CPUなどを含めた処理装置の総称がスペック表に記載されていることがある「プロセッサ」となります。よってスペック表を確認する際にSnapdragonが「CPU」「プロセッサ」の項目に記載されている場合が多くなっています。ややこしく考えずイメージとしてはSnapdragon=頭脳と覚えておきましょう。

Snapdragonが実現した機能「Quick Charge」

クアルコム社にはさらに「Quick Charge」という充電に関する独自技術も開発しています。この技術はスマホやタブレットなどの端末を従来より高速で充電できるという規格でSnapdragonを利用している端末と互換性をもっており、短時間充電を可能としています。現在の最新規格である「Quick Charge5」はたった15分で充電の切れた端末を100%充電することができます。このQuick Charge5はSnapdragon 865から搭載されています。

数値で何が変わる?

スペック表の表記上でSnapdragonの表記がある際、前項記述のSnapdragon 865のように数値が割り振られています。この数値はバージョンを示しています。原則的には数値が大きいもののほうがスペックが高いものと認識して問題ありません。スペックが高いということは処理速度の速さに直結しています。つまりスペック表の数値が大きいほど快適な動作をしてスマホゲームやブラウジングがしやすくなります。ただ注意点として、スペックが高いものほど端末価格が高くなっています。クオリティが高く、余程の高スペックを要求されるゲームなどを遊ぶなどの明確な目的がない限りは宝の持ち腐れになってしまうのでそこまでスマホに高性能を求めていないという方は600番台の数値ほどのSnapdragonが搭載されているスマホで充分かと思われますので参考までに覚えていただければと思います。

まとめポイント

今回はスマホの頭脳であるSnapdragonについてご説明しました。最近はどんどん新機種が発売され、中には自分の利用用途にそぐわないほど高水準の機能を搭載したスマホを購入してしまい持て余してしまうかとも増えているかと思います。今回ご紹介したスペックの見方で自分にあったスマホ選びをしていただければ幸いです。