スマホを快適に利用したい！必要な回線速度を検証

日々の私たちの生活で触れない事はないほど必需品となっているスマートフォン。ゲームを遊んだり、SNSを閲覧する事も多く、連絡ツールのみにとどまらず余暇を過ごすのにも必須になりつつあると思います。このようなサービスなどを問題なく利用する為に必要な回線速度はどれくらいでしょうか。今回は回線速度について検証してみました。

回線速度って何？

まず、回線速度とはなんなのかを解説したいと思います。

インターネットの回線速度をあらわすときは「bps」という単位が用いられます。 bpsとはBit per secondの略称で一秒の間にどれだけのデータを転送できるかを示しています。 1024bpsを1Kbps（キロビーピーエス）、1024Kbpsを1Mbps（メガビーピーエス）と呼びます。データの容量については8bitが1Byte(バイト)です。8Mbpsでは一秒間に約1MBを通信できるという事です。さらに1024MBで1GBという単位になります。この単位がよく通信制限などで用いられる「ギガ」です。通信環境を自身で調べるにはGoogleで「スマートテスト」という検索を行えば回線速度のテストが行えます。昨今ではかなり速い速度のサービスもあり1Mbpsや3Mbpsというサービスもあります。これほどの速度があれば概ね様々なサービスを快適に利用できるのか検証したいと思います。

LINE/メールで必要な回線速度

・メールやLINEを快適に利用できる速度

まずメール/LINEに必要な速度ですが、画像、動画が添付されている場合はそのファイルのデータ量に寄りますがテキストのみの場合は1Mbpsほどで充分快適な利用ができます。通信制限の128Kbpsでも利用は問題なくできます。 LINEの通話ですが10分の通話で7MBほどの小さめの容量ですので1Mbpsほどで十分といえます。これはその他の通話機能があるSNSなども概ね共通といえます。

動画の閲覧やゲームに必要な回線速度

次に回線速度をかなり求められそうなイメージがある動画配信サービスやゲームの検証を行っていきたいと思います。

・YouTube

昨今で動画サイトの代表であるYouTubeはどれぐらい必要でしょうか。 SD画質の10分ほどの動画を視聴したところ回線速度は1.1Mbpsほどでデータ通信料は80MBほどとなりました。 YouTubeが推奨している速度はHD画質動画で2.5Mbpsなので余裕をもって3Mbpsほどの速度があれば充分かと思います。ただし注意点としてYouTubeは連続視聴が行いやすいようになっているので二時間ほど視聴するだけでSD画質動画でも1GB近くの通信量を要してしまいます。データ容量にかんしては動画を視聴する場合使い放題や大きい容量の契約をした方が安心です。

・Netfilx

次に映画やドラマの配信で有名なNetfilxですが、データの容量は一時間半ほどで1GBほどを消費しました。回線速度に関しては計測時1.5Mbps程度となっていましたがNetfilxでは推奨している回線速度が3Mbpsとなっています。推奨の速度ではなくとも視聴はできるようになっているようです。

・ゲーム

次にゲームですが、今回は昨今人気を博しているスマホゲーム「ウマ娘」にて検証を行いました。このゲームはインストール自体は省略してゲームプレイ中の通信を検証したところ10分ほどのプレイで1.4MBほどの通信量となりました。ゲームはインストール時こそ必要容量が大き目なものの通信速度やプレイ中の容量はそこまで必要としていません。対戦ゲームなどのように常にインターネット接続が必要なため安定している必要はあるものの速度自体はそこまで求められません。

まとめポイント

今回は必要な回線速度を検証してみましたがいかがでしたでしょうか。概ねのサービスは1Mbps～1.5Mbpsほどの回線速度にて利用できるように作られていることが分かりました。安定した回線速度がない場合現金化などでは購入時に不安定になり決済エラーなどが起きることもあります。安定した回線を確保して快適にスマートフォンを利用しましょう。

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